今日キッチンで夕飯の支度中、家中けたたましいピーピーという音が鳴り響くこと数分。
ちょうどオーブンでお肉を焼いていたときだったので、『今回はまさかうちでは

』と焦りつつ、窓をあけたり、換気扇を全開でまわしてみたり。
実はつい1週間ほど前、夕飯の支度をほぼ終えたころにまったく同じ警報音が鳴り響いていたのです。この時は特に煙がでるような料理もしていなかったし、なんで鳴るのよ~と一生懸命警報がなる機械にカバーをしてみたり(煙を感知しなくなれば鳴り止むため・・・)、セキュリティーのパネルのボタンをあれこれ押してみたりと、この警報音を止めることに必死になっておりました。実はシカゴに住んでいたころも、オーブンを使ったりしてちょっと煙が出るとすぐにピーピー鳴り響くこの警報音を聞くと、『あ~また鳴ってるよ』くらいにしか考えず、早くこの警報音を止めないとスプリンクラーが作動しちゃう!と、慌てて警報装置にパコッと何かでカバーをしたりして対応してきたのでした。
LAのこの家に来てから初めてのこの警報音。何をやっても鳴り止まず、なんで?なんで?管理人とか来ちゃうじゃない~とやみくもにボタンをポチポチ

すると突然音は止み、あ~良かったネ、それにしても何を押したら鳴り止んだんだろう、なんて思いながらと夕方恒例のテニスへと出かけたのです。
ふと廊下をみると、いつもこんなのついてたっけ?と思うようなチカチカと点滅する鋭いライト。ダンナくんはといえば、『いつもついてたんじゃない?』なんてノンキなことを言ってましたが・・・エレベーターホールから下を見てみれば、なんとマンションの前に消防車が2台

そして1階のとある部屋へと急ぐ消防士たち。
おぉー、これはもしかして、本当の警報音だったのね、と下で消防士たちの応対をしていた管理人に聞くと、誰かが煙を出したらしい・・・とのことでした。
日本にいて、こんな警報音を聞いたら絶対に慌てて外を見に行ったりするだろうこんな状況下で、ほんとアメリカの警報機は良くなるわよね~どれ押せば鳴り止むのかしら、とのんびり構えて、しかもテニスにでかける支度までした私って、かなりアメリカナイズだわ。
あと2つ、これができたらもうあなたはアメリカ人、と最近思うこと。
①車の運転中、ちょっとマズイ運転をしてしまったときなどに、周りの車にブーブーとクラクションを激しく鳴らされても、『ハイハイ、すみませんねぇ、今行きますよ~』と1人でつぶやきながら動じず運転できること。とにかくアメリカにきて驚いたのは、本当によくクラクション鳴らされます。時にはなんで鳴らされたのかわからないときでも、激しくブーブー。
②車の運転中、クラクションを鳴らすことができること。
いや~、クラクションを鳴らさない国からやってくると、本当にけっこう危ないよ

と言う時でも、とっさにクラクション鳴らせない自分がいます。よけることで必死。よけながらクラクションならすアメリカ人、けっこう器用なのか・・・。
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